企業に常駐するフリーランスの案件の探し方

フリーランスエンジニアの中には、クライアントとなる企業に常駐して開発業務に携わる働き方もあります。働く時間や場所に制約が付くデメリットがありますが、高い収入が得られやすいのがメリットです。常駐型フリーランスの案件は3ヶ月ごとといったように、一定期間で契約を結ぶことが多く、収入の見通しが立てやすい特徴もあります。充分なスキルが求められますが、収入を安定させながらフリーランスとして活躍したい方に適した働き方です。(※ここから先は、その常駐型というワークスタイルの特徴について把握した上で読み進めたほうがより理解できます)

さて、その常駐型フリーランス求人の探し方の1つとして有効なのが、知人からの紹介です。企業としては、社員のように研修時間を設けて育成するわけでもなく、常に即戦力を求めているため、実力の分からない人物よりも信頼できる人から紹介された人物の方が安心できます。退職前の職場やかつて仕事をしたことのある企業から紹介されるケースもあるので、人脈を築いておくことが重要です。

他にも、フリーランスエージェントを利用する方法もあります。信頼できるクライアントが登録されている上、一般には公開されていない求人が見つかる可能性もあります。条件の調整はエージェントに代行してもらうこともできるので、交渉が苦手な方に適した方法です。

IT市場が拡大や技術の進歩と共にエンジニアの需要も高まっており、2020年には37万人のエンジニアが不足すると予想されています。企業も優秀な人材を確保するために新しい働き方を受け入れており、フリーランスエンジニアの採用に積極的です。企業の現場で働いて欲しいという条件に答えられる常駐型フリーランスの需要は、高い状態が続くと考えられています。