IT業界でフリーランスの職種は、大きく分けてIT系のライター、Webデザイナー、ITエンジニアに分類されることが多いです。

ライターの場合、難易度が比較的低い仕事が多く、必ずしも専門的なスキルを持っていなくても始めやすいというメリットがあります。キュレーションメディアなどのライターからスタートする人が多く、腕前を磨いていき、コピーライターなどの大きな案件に臨むというプロセスを踏んでいきます。年収は大きな幅があり、案件の単価や受注数に比例して増えていく傾向にあります。

Webデザイナーの場合、業界で一定の認知度を得ている腕前になれば、高単価の案件を受注できます。はじめは低単価案件の数をこなしていき、信用を得て知名度をあげていく人が多いようです。また、コーディングの技術を求められる案件が多いので、意識してスキルを身につけておきたいところです。仕事に対する需要は常にあるので、将来性が見込める仕事とも言えます。

ITエンジニアは、仕事の案件が非常に多く、自分で仕事を選ぶことが出来ることが最大の魅力です。持っているスキルや経験にもよりますが、自分が主導権を握って仕事を進められる場合もあり、仕事の自由度が高い点も特徴です。ただし、仕事は常にコミュニケーションがつきものなので、このスキルも人並み以上のものが求められる傾向が高いです。企業の期待に添えるか、それ以上の結果が求められますので、フリーランスになる前に、スキルアップや経験を増やす等、下準備が必要です。